【注目の収納テーマ】子どもと収納

タオルの干し方比較~タオルを干すハンガーに求めるものは?~

毎日のお洗濯はなかなかの重労働ともいえる家事。

たくさん干したい、速く乾かしたいなど、悩みはつきないものです。

「どういった風に商品を選んだら良いのか分からない」などと、購入時に迷ってしまうことってありませんか?

そこで、どういった商品を選べばよいのか分からない人向けにパラソル型のハンガーと角ハンガーを比べ、タオルの干し方に適したものはどれなのかについて実験しました。

参考にしたい方は是非最後までご覧いただければと思います。

それでは1つずつ説明しますね。

【1】パラソルハンガーと角ハンガーを比較!タオルを干しやすいのは?省スペースなのはどっち?

洗濯物がパリッと乾いたら気持ちいいですよね!

まずは干しやすくて省スペースなハンガーは何なのかについて調べてみました。

タオルの干し方どうしてる?

突然ですが、生活に欠かせないフェイスタオル、どうやって干していますか?
hoshikata-12物干し竿に1枚ずつ並べて干す!?
ゆったりとした洗濯風景を思い浮かべますが…

実際、物干しスペースは限られていることがほとんど。
せまいベランダや室内干し…
なにかしら洗濯用のハンガーを使って干すという方が多いと思います。

ベテランさんなら、フェイスタオルを干すのは、このハンガーとだいたい決まっていますよね。
実は洗濯物の干し方は、人それぞれに少なからずこだわりがあります。

「どんなハンガーでどんな干し方するの?」
そんな座談会なんかしたら、結構盛り上がるんです。

どんなハンガー使ってる?

こちらは角ハンガー。
ピンチハンガーともいわれ、靴下や下着など小物を干すのに便利です。
hoshikata-9ピンチが40個付いているので、「これさえあればいっきに干せる!」と洗濯物の多いご家庭に人気。
外側にタオルを干して内側に見せたくない下着を干すという、いわゆる隠し干しができるのも魅力です。

でも、よく耳にするトラブルがこれ!

「ピンチが絡まる!」

使わない時は2つ折りにして収納しますが、いざ干そうと開こうとすると、ピンチ同士が絡まって開きにくいということがあるんです。

でも、この角ハンガーは大丈夫でした。
最近は、ピンチが絡まりにくいことをキャッチフレーズにしている角ハンガーもありますね。
hoshikata-8こちらは白いカラーが人気のパラソルハンガー。(主に関西で広く使われていることが多いようです)
洗濯用のハンガーは、青色系が多くて生活感が出やすいものですが、これなら洗濯風景もオシャレになりますね。
hoshikata-10このハンガー、たこ足ハンガーとも呼ばれ、開いてみるとこの通り。
足は20本付いていて、パラソルハンガーの中ではベーシックな形なのですが、なかなかの場所取りさん。
hoshikata-5「ベランダだと開くことができなかった」という声も…
干す場所の奥行きと要相談のハンガーです。

タオルの干し方をハンガー別にチェック!

今回は、この2種類のハンガーでタオルの干し方にまつわるあれこれを調査します。
hoshikata-13①パラソルハンガー(株式会社オーエ)
②角ハンガー(株式会社オーエ)

※(カッコ)の中はメーカー名、以下省略。

まずは、実験の方法について説明します。

どちらのほうがタオルが干しやすいのかを比べるため、干し方はいくつかあるのですが、初めは素直に部屋干してみます。

①パラソルハンガーはタオルを半分にして丈を揃えて干し、②角ハンガーはタオルの両端をピンチではさんで干すことに。
hoshikata-19参考までに干すのにかかる時間を計ります。

タオルはそれぞれ10枚ずつ。
それではスタート!

早く結果が知りたい方は動画をご覧ください。


干しやすいハンガーはどっちだ!?

①パラソルハンガーは足が20本なので、足1本分を空けて干していきます。
ハンガーの足とタオルの幅がほぼ同じ長さなのがうれしいですね。
hoshikata-16ハンガーが傾くのが気になります。
タオルが落ちないようにフックにはさみこむのが、少しやりにくい…という印象。
hoshikata-22またタオルの丈を揃えるのに時間が取られます。

②角ハンガーは、奥から手前へと干していきました。
奥のピンチから干していくと、このハンガーも傾いてきます。
でも順番通りにピンチではさんでいけばいいだけ。
タオルの丈を揃える必要がないので作業はとても順調でした。
hoshikata-17時間は①パラソルハンガー2分14秒②角ハンガー1分22秒
②角ハンガーのほうが早く干すことができました。

この後、同じテストを4名のスタッフで行いましたが、なんと全員②角ハンガーのほうが早く干せるという結果に。
①パラソルハンガーは、タオルをフックにはさみこむのと丈を揃えるのに時間がかかったようです。

省スペースで干せるハンガーは?

全部干し終わったところで、どれくらいのスペースをとっているのか測ってみました。
パッと見て気になるのは縦の長さ。

②角ハンガーの場合、竿が低いと地面にタオルがついてしまうことが考えられます。
ベランダやバルコニーに物干し竿を設置している場合、洗濯物が外から見えないように竿の高さが低いことがありますね。
hoshikata-6①パラソルハンガーは、実は低竿対応のフックが短いタイプ。
洗濯物が地面につかないように配慮されているんです。
また、タオルを半分にして干すことで縦のスペースがよりコンパクトになります。

次に気になるのは奥行きの違い。
「ベランダで開くことができなかった!」という声がありましたが、①パラソルハンガーの奥行きは84cmで、②角ハンガー37cmと比べると2倍以上も長いんです。
hoshikata-18ただ、①パラソルハンガーの足は20本。
10枚をバランスよく干すために足1本分を空けていました。
となると…このスペースで、20枚のタオルが干せるということになります。
hoshikata-15②角ハンガーは、40ピンチ付とはいえ、タオルを干すのは10枚が限界…
hoshikata-2040ピンチのさらに上をいく60ピンチ付の角ハンガーがありますが、それでも干せる枚数は最大で14枚。

「いつもタオルは10枚以上は干すよ」という方には、①パラソルハンガーをオススメします。

結果をまとめてみます。
hoshikata-21省スペース対決は引き分け。奥行きと竿の高さ。
干す場所の条件に合う洗濯ハンガーで快適に干してくださいね!

テストはまだまだ続きます。

【2】パラソルハンガーと角ハンガーの乾きやすさとたたみやすさをタオルを使って調査!

続いての実験です。

洗濯物を干していて急に雨が降ってきた!ということありますよね。

そんな時は、あわててハンガーごと取り込むわけですが…
hoshikata-28円型の①パラソルハンガーは開いたままだと直径が84cm。
窓枠に引っかかってしまうということも…

それにタオルを干している足が、360度いろんな方向を向いているので、おうちの壁にぶつからないように移動するのは結構気を使います。

今回の実験で使用しているのは、下記の2種類のハンガー。
パラソルハンガーと角ハンガーにタオルを10枚ずつ干しています。
hoshikata-30①パラソルハンガー(株式会社オーエ)
②角ハンガー(株式会社オーエ)

※(カッコ)の中はメーカー名、以下省略。

②角ハンガーも、なかなかのボリューム。さすが40ピンチ付きのハンガーです。
hoshikata-27でも、四角い外側のフレームよりピンチがはみ出ることはないので、この向きに持てば、壁に当たることは避けられそう。
タオルの端が床につかないように気をつけなければなりませんが、①パラソルハンガーより移動はしやすそうです。

干したままハンガーをたたんだら?

そうはいっても、どちらのハンガーも開いたままだと、かさばって移動しにくいもの。
そこでタオルを干したまま、それぞれのハンガーをたたんでみました。
hoshikata-31どちらもコンパクトにはなりましたが…
①パラソルハンガーのタオルは向きがバラバラで乱雑な印象。
②角ハンガーは、10枚のタオルがまっすぐ揃っていてとてもキレイ。

干したままハンガーをたたんでみると、こんな違いがあるんですね。

動画はコチラ。干したままハンガーを閉じて開いてしています。


干したままでも開きやすいのは角ハンガー

さて、もう一度干し直すとなると、ハンガーを開かなくてはなりません。

②角ハンガーはこの通り!サッと開くことができて、もとの状態に。
hoshikata-33タオルがみんな同じ向きを向いているので、干したままでも開きやすいんですね。
ピンチでタオルをしっかりはさんでいるので安心感もあります。

一方、①パラソルハンガーのほうはというと…あれれ?
ハンガーの足とタオルが絡まって、いっきに開くことができません。
hoshikata-34また、タオルをフックにはさみ込んでいるだけなので、タオルがずれたりよれたりしてしまいました。もとに戻すのはなかなか大変。
hoshikata-32急な雨でもスムーズに対応できるのは②角ハンガーといえそうです。

速く乾いたのはどっちのハンガー?

ところで、一番気になるのは「どっちのハンガーのほうが速く乾いたの?」ということ。
タオルを干してから1時間ごとにチェックしました。

2時間後②角ハンガーは、ほぼ乾いたかなという状態に。
10枚のタオルが完全に乾いたのは2時間20分後でした。
hoshikata-25この時点で、①パラソルハンガーのタオルも外側は乾いていましたが、内側、つまりハンガーの中央部分はまだ湿っていて、完全に乾いたのは3時間10分後でした。
hoshikata-24時間の差は50分。部屋干しだとこの差は大きく感じるかもしれません。

パラソルハンガーの弱点は内側

どうして①パラソルハンガーの方が乾くのが遅かったの?

一目瞭然なのはタオルの干し方。
タオルを半分にして丈を合わせて干した①パラソルハンガーは、タオルが重なっているので、どうしても乾きが遅くなりました。
hoshikata-30中でも乾きにくかったハンガーの内側部分に注目。
タオルとタオルの間は約3cmと距離がかなり近くなっています。
hoshikata-35どうしても風通しが悪くなるので、内側だけ乾くのが遅くなってしまうんです。

一方、②角ハンガーのタオルとタオルの間は約7cm①パラソルハンガーの倍以上。
hoshikata-37また間隔が一定なので、乾きムラが少なくなるということもいえますね。

干し方の違いは乾いたタオルの形に表れる

速く乾いた②角ハンガーのタオルの干し方ですが、実は気がかりなことが…

それは、この弧を描いたようなタオルのゆるやかなライン。
少しだらしなく見えてしまいます。
hoshikata-14乾いたタオルをピンチから外してみると、やっぱり…。
ピンチで両端をはさんでいたので、タオルが引っ張られた形のまま乾いてしまいました。
hoshikata-42くっきりとしたピンチの跡もちょっと気になります。
hoshikata-41

タオルのたたみやすさはパラソルハンガー

乾いたタオルを比べてみると、②角ハンガーより①パラソルハンガーのタオルのほうが歪みが少なくてキレイ。
hoshikata-39これは、この後のタオルのたたみやすさにつながってきます。
①パラソルハンガーはタオルを半分にして干しましたが、その跡がタオルについたことで、さらにたたみやすさがアップしました。

結果をまとめてみます。
hoshikata-40速く乾くの優先!タオルが歪んでたたみにくくても気にしない!という方には②角ハンガー、乾くのが少々遅くても、タオルのキレイさとたたみやすさが大事!という方には①パラソルハンガーをオススメします。

【3】パラソルハンガーと角ハンガーを比較!取り込みが速いのはどっち?

①パラソルハンガー②角ハンガーのタオルの干し方にまつわるアレコレを調査中。
hoshikata-30①パラソルハンガー(株式会社オーエ)
②角ハンガー(株式会社オーエ)

※(カッコ)の中はメーカー名、以下省略。

10枚ずつ干したタオルは、②角ハンガーの方が速く乾くという結果になりました。
(詳しくは『【2】パラソルハンガーと角ハンガーの乾きやすさとたたみやすさを調査!』へ)

取り込みが速いのは角ハンガーよりパラソルハンガー

タオルが乾いたら次は取り込み。
取り込みが速くできるというのも大事なポイントですね。

①パラソルハンガーは軽く引っぱるだけで、サッとはずすことができます。
hoshikata-48タオルをフックに挟みこんでいるだけなのでとても簡単。
10枚のタオルを取り込むのにかかった時間は15秒でした。

一方、こちら②角ハンガーは、ひとつひとつピンチからはずさなくてはなりません。
hoshikata-47タオルを引っぱりたい気持ちをおさえて…
無理に引っぱるとタオルを傷めるし、ピンチにもよくありません。

かかった時間は21秒
先ほどの①パラソルハンガー15秒でしたね。
見た目の印象ほど差はありませんが、②角ハンガーのほうが時間がかかるという結果になりました。

ハンガーの傾きどうにかならないの?

取り込み時に気になったのはハンガーの傾き。

とくに②角ハンガーはこの通り。
片一方から順番に作業すれば傾くのは当然といえば当然ですが…
hoshikata-17左右交互に作業すれば傾きませんが、時間はかかってしまいます。
hoshikata-49①パラソルハンガーの場合、バランスを取りながら作業するのはさらになかなか面倒。
お向かい同士で作業していけばいいのですが、その度にハンガーを半回転させることになります。
hoshikata-43きっちりお向かいではなくても、例えば足5本空けるなどすると、傾きは少なくなりますよ。

パラソルハンガー派の速く乾くタオルの干し方

少しでも使い勝手を良くしたい!
というわけで、残念ポイントを克服するアイディアを、それぞれのハンガー愛用者に聞いてみました。
パラソルハンガーは、毎日タオルをたくさん干すからとか、乾いたタオルの形がキレイだからという理由で使っている方が多いようです。
でも、乾くのが遅いという事実はやっぱり気になりますよね。

確かにテストでは、②角ハンガーよりタオルが乾くのが遅かった①パラソルハンガー
なんとかならないものかと、タオル干しはパラソルハンガー派の方に聞いてみると、「タオルはできるだけ重ならないように干しているよ」とのこと。

なるほど、こういう干し方ですね。
hoshikata-46これならタオルの大きな面積に風が通ります。
洗濯モノを速く乾かすコツは、風に当たる面積を大きく確保すること。

ただ、この干し方だとタオルの中途半端なところに折り目がついてしまいます。
タオルのたたみやすさは、少々損なわれますが、乾いたタオルのキレイさは、タオルを半分にして干した場合と、そう変わりありませんでした。

角ハンガー派のタオルを丸めるアイディア

タオル干しに角ハンガーを使っているという方は、乾くのが速いというのが理由のひとつ。

でも、②角ハンガーで干したタオルの端は、ピンチに引っぱられてアーチのように曲がり、タオルをたたむとこのように端がキレイにそろいません。
hoshikata-51「これって気にならない?」と角ハンガー派に聞いてみると、「タオルは丸めて収納しているんですよ!」との答え。

なるほど…こういうことですね!
hoshikata-50これならタオルの端が少々曲がっていても気になりません。
収納する場所にもよりますが、タオルはたたまずに丸めるほうがラクかも。

まとめ

実験を通して色々なことが分かりました。最後に、これまでの実験結果をまとめます。

タオルを干すハンガーに求めるものは?

タオルを干すハンガーに求める事柄を表にあらわしてみると、こうなりました。

「どのように普段から使うハンガーを選んだら良いのか分からない」という人はぜひ、参考にしてみてくださいね。

hoshikata-53こうして見てみると、ハンガーにはそれぞれ得手不得手があるものですね。

タオルは毎日お洗濯する方が多いと思います。

タオルを干すハンガーに求めることは?

優先するポイントを整理してハンガーを選び、快適にタオルを干してくださいね。