栄養豊富な万能保存食「炒り玄米」のGOODポイント4つとアレンジレシピ

栄養豊富な万能保存食「炒り玄米」のGOODポイント4つとアレンジレシピ

みなさんは「炒り玄米」をご存知ですか? 最近は健康のために玄米を主食に食べる人も多いですが、炊飯に時間がかかるなど、ちょっと面倒な点も…。今回は、そんな玄米のデメリットを解決しつつ、お料理の幅も広がってしまうという健康食「炒り玄米」のGOODポイントを4つご紹介します。

炒り玄米とは?

炒り玄米とは、書いて字のごとく“炒った玄米”のことをいいます。下の写真は、普通の玄米と炒り玄米です。

炒り玄米

ぱっと見ておわかりかもしれませんが、右の玄米はこんがりと焦げていますよね。写真右側が炒り玄米です。

普通の玄米と炒り玄米の違いは、色だけではありません。よく見ると、炒り玄米はふっくらとしていて、玄米の殻部分が破れているんです。

玄米と炒り玄米

炒り玄米の歯ごたえは、ポリポリッ、カリカリッと言った感じ。一度食べるとクセになる炒り玄米の魅力を皆さんにもご紹介していきましょう。

GOODポイント1:炒り玄米に含まれる豊富な栄養効果

まず、玄米には、以下のような健康効果があります。

  • 抗酸化作用が高い
  • デトックス作用
  • 免疫アップ
  • 抗菌作用
  • 便秘対策
  • エイジングケア

玄米は抗酸化作用が高く、シミやそばかすに効果があるなど美容にも嬉しい食材です。また、生活習慣病予防にもつながるので、老若男女を問わず取り入れたい食品でもあります。

東洋医学でも炒り玄米はおすすめ

ただ、玄米を食べるなら少し注意しなければいけない点も…。

例えば、陰陽五行の考え方において、玄米は“陰の食べ物”です(※陰陽の捉え方には諸説あり)。陰の食べ物は身体を冷やすので、冷え性等に悩む女性には向きません。

しかし、ここで玄米を炒ると……。驚くことに“陽の食べ物”になります。身体を温めてくれるので養生食材にもぴったり。

また、玄米そのものは食物繊維が豊富なあまり胃腸が弱い方には消化しにくく、内臓に負担となる場合もありますが、炒り玄米にすると消化もいいので、胃腸にもやさしい食材に変身するんです。

GOODポイント2:炒り玄米なら白米と同じように炊ける

玄米は、炊くのに時間がかかります。柔らかめに炊くときには8時間給水させる必要があるなど、ある程度計画的に調理しなければいけない食品です。しかし、炒り玄米として保存しておけば、白米と同じように炊くことができます。

玄米を炊く

給水時間も、炊飯に必要な水の文量も、炒り玄米なら白米と同じ。手間がかかりません。炊きあがりの香ばしい香りはきっとクセになるはず!

GOODポイント3:簡単に作れる(炒り玄米の作り方&選び方)

炒り玄米は簡単に作れるのも嬉しいポイントです。
ここからは炒り玄米の作り方をご紹介したいと思います。

<材料・道具>
・玄米…適量
・塩…ひとつまみ

・フライパン
・木べら
・ざる

1.玄米を洗ってざるに上げ、塩をひとつまみ加えて混ぜます。
2.フライパンに玄米を移して中火でから炒りします。
3.パチパチと音がしてきたら、焦げないように木べらなどでかき混ぜます。
4.全体が色づき、パチパチと音がしなくなったら、火からおろしてください。
5.粗熱が取れたら、密閉容器へ保存します。

炒り玄米の作り方

今回は、22cmのフライパンに対して2.5合のお米を入れて作りました。量にもよりますが、だいたい15分〜30分くらいで作れます。フライパンに対して玄米の量が多すぎると、作りにくく時間もかかるので、コツをつかむまでは1〜2合ずつ作るといいでしょう。

炒り玄米をつくるときの注意点

玄米を食べる時に気にしたいこと…。それは、できるだけ無農薬の玄米を選ぶということです。玄米は完全に精米しないため、もみ殻部分に農薬が残留している可能性があります。

健康のために玄米を食べるのに、余計な農薬を身体に入れるのはなんだか矛盾している気がしますよね。神経質になる必要はありませんが、なるべく無農薬玄米を選びましょう。

炒り玄米の注意

GOODポイント4:炒り玄米はオヤツやお茶、トッピングなどにも最適

炒り玄米はそのままポリポリと食べることもできます。オヤツやビールのおつまみにも最適です。
炒り玄米のおやつ

緑茶に混ぜれば香ばしい玄米茶にも…。スープやサラダのトッピングに使えば、いいアクセントになります。とにかくオールマイティーに使えるのが「炒り玄米」の魅力なんです。
トッピング玄米

炒り玄米のご飯で作ると、ただの塩むすびも美味しそう…。ただ混ぜて炊いただけで簡単なのに、不思議ですよね。

炒り玄米をストックして非常食に

なお、炒り玄米の保存期間は約1年です。ただし、密閉容器へ入れて、冷暗所で保管するようにしてください。(ハマりだすと毎日でも食べてしまうので、おそらく、1年も経つ前に食べきってしまう可能性が高いですが…)

そのまま食べても美味しく保存も利く「炒り玄米」は、災害時などの非常食にもぴったり。
栄養豊富な玄米は、非常時には嬉しい栄養源になるはずです。週末に1週間分をまとめて作るなど、ある程度習慣にしておくといいでしょう。

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杉浦優子

杉浦優子

料理ライター/フォトインストラクターCORi products
神奈川県鎌倉市在住。文章を書くのが苦手だったことから、克服するためにライティングを勉強。それがいつのまにか本職になってしまう。常に何かを学んでいることが好きで、趣味も多い。最近好きなものは韓国語、料理、刺し子、天然石アクセサリー、ステンドグラスなど。