材質の違いや機能性を徹底比較!バターケースの賢い選び方

材質の違いや機能性を徹底比較!バターケースの賢い選び方

皆さん、バターはどのように保存してますか? 我が家では冷蔵保存にはホーローのバターケースを、冷凍保存には保存袋や新聞紙などを活用しています。

バターケースにもいろいろな材質がありますが、それぞれにどんな違いがあるのでしょう? 主婦目線で比較してみました!

バターケース選びのポイント


バターケースを選ぶ上で、いくつか気に留めて置かなければならないポイントがあります。材質によってそれぞれの特性も変わってくるので、今回は以下五つの基準で比較・評価してみますね。

1.密閉性

実はバターは、においを吸着しやすいとてもデリケートなもの。冷蔵庫の中のイヤなにおいはもちろん、食品のにおい移りにも気をつけたいところです。

そこで求められるのが、バターケースの密閉性。

冷蔵庫のにおいが移ってしまうと、香りが命のバターが台無しです。バターケースを選ぶ際は、重要な判断基準になりますよ!

2.質感と機能性

バターケースも、材質によって質感がずいぶんと変わりますし、機能性も変わってきます。もちろん重さも違えば性質も違うのです。それぞれの質感と機能性も比較してみましょう。

3.価格

家計を切り盛りする私たち主婦からすれば、価格も重要な判断基準。それぞれのバターケースの価格比較はもっとも気になるところです。

4.利便性

いくら安くても、使いづらいんじゃイヤですよね。最後にご紹介しますが、バターケースにはユニークな機能がついたものもあります。せっかくなら利便性の高いものを選びたいですね。

5.デザイン性

もちろん、デザイン性も無視できません。オシャレなキッチンアイテムは、おいしい料理を作るモチベーション! せっかくならキッチンにいるのが楽しくなるようなアイテムが欲しいという方も多いはず。

以上、五つの基準に則り、それぞれのバターケースを星マーク五段階で比較・評価します!

ホーロー製バターケースの特徴

密閉性 ★★★★☆

我が家で活躍しているホーロー製のバターケース。フタにパッキンがついているわけではないので密閉性は他のバターケースに軍配が上がりそうですが、これまでバターのにおい移りが気になったことはありません。作りがしっかりしているということもあり、意外と密閉性に優れているのかも?

できればパッキンが欲しいですが、余計な部品がないということはそれだけ耐久性が高いということでもあります。

フタがポリエチレンのものだと、カッティングボードとしては使えませんが、密閉性はいっそう上がりそうですね。

質感と機能性 ★★★★★

見た目も手触りもエナメル質で、清潔感があります。何よりも軽いというのが高ポイント。木製のフタも温もりがあり、デザイン性に貢献しています。

価格 ★★★★☆

価格は1,280~3,000円程度までの幅があり、バターケース全体で見るとやや高めの価格帯に分類されます。ブランドものと無印でも価格は大きく変わってきますが、200gの容量で大体2,000円前後が平均的でしょうか。他の製品と比べてお値段的にはやや不利ですが、長く大切に使おうと思えばそれほど大きな出費ではなさそうです。

デザイン性 ★★★★★

ホーローのレトロな可愛さに清潔感。木製のフタとの相性は抜群で、デザイン性はピカイチ。とても気に入ってます。

弱点 ★☆☆☆☆

ホーローは、アルミなどの金属にガラス質でメッキしたものです。ですから金属製のバターナイフなどで強くこすると傷がつき、そこから腐食したりメッキが剥がれ落ちたりするという弱点があります。長く大切にホーロー製バターケースを使うなら、カッティングボードでバターをカットするという配慮が必要です。

陶製バターケースの特徴

密閉性 ★★★★☆

やはりホーロー製と同じで、パッキンがついているわけではない(パッキンがついているものもあります)ので密閉性にはやや不安なところがありますが、におい移りは気になりません。本体の作りや品質によって変わってきますので、選ぶ際には本体とフタのかみ合わせなどもよく確かめましょう

質感と機能性★★★★☆

陶製のバターケースを手にとってみて最初に感じるのは、その重さ。同じ容量(200g)でも、ホーロー製バターケースの総重量が377gなのに対し、陶製は637gです。女性にとっては、重さも気になりますよね。しかし見方を変えれば、重量感があって安定的──と見ることもできるかもしれません。

こちらもホーロー製同様、そのまま食卓に出して、フタをカッティングボードとして使うことができます。掃除も大変簡単で、衛生面もバッチリ。利便性ではホーローとほぼ同一と見ていいでしょう。

価格★★★☆☆

価格は1,300円~3,000円と、グレードによってピンきりです。作家さんの作品ともなると4,000円以上するものも……。裏を返せば、それだけたくさんの商品があるということで、とてもバリエーションに富んでおり選ぶ楽しさがあります。

デザイン性 ★★★★★

陶製もデザイン性は高め。中には絵付けしているものなどもあり、選ぶ楽しさがあります。陶器の質感も相まって、オシャレを演出しやすいアイテムといえます。

弱点★★★☆☆

やはり陶器ですから、衝撃には強くありません。とは言っても厚手のものが多いですから、ちょっとぶつけただけで壊れるようなことはないはず。ただ、床などに落とさないよう注意が必要です。

また、ホーローよりもケースが厚くサイズが大きい傾向があるため、冷蔵庫でやや場所をとるのも弱点といえるかもしれませんね。

プラスチック製バターケースの特徴

密閉性 ★★★★★

プラスチック製のバターケースはポリエチレンのフタが採用されているケースが多く、密閉性はかなり高め。冷蔵庫の中のイヤなにおいを完全にシャットアウトしてくれるだけでなく、持ち運びも便利です。

質感と機能性 ★★★☆☆

実質本位ということで、質感はプラスチックそのまま。他の食品の保存用に使っていたものをバター保存用に使い回すと、におい移りが心配です。バター専用容器として、使い回しは避けたいですね。

プラスチック製のバターケースにはさまざまなタイプがあり、中にはユニークな機能を備えたものも。掃除のしやすさではホーロー製や陶製に軍配が上がりますが、プラスチック製バターケースは使い勝手で勝るものが多い印象です。かゆいところに手が届く機能などもあり、利便性は圧倒的でしょう。

価格 ★★★★★

価格は平均的に見ると、1,000円~1,500円といったところでしょうか。中には500円を切るものも。プラスチック製バターケースは、価格面に大きなメリットがありそうですね。こちらもお値段はピンきりで、ご予算が許すなら機能性のある高価格帯のものも視野に入れられます。

デザイン性 ★★☆☆☆

やはりどうしても無機質な印象のプラスチックですから、デザイン性では他にリードを許してしまいます。とはいえ、最近のプラスチック製品はそこまでチープ感がないので、気にならない方は気にならないかもしれませんね。

弱点 ★★★☆☆

プラスチックは経年劣化しますから、ホーローや陶器のように「大切に使えば一生モノ」という使い方ができないのが弱点といえるかもしれません。また、デザイン面でもホーローや陶器にやや見劣りしてしまう感があります。耐久性が劣る分、機能性や価格面のメリットが大きいといえるでしょう。

【番外編】ユニークなバターケース

こちらは番外編になりますが、おもしろ便利なバターケースをご紹介します。なんと、バターを一瞬で定量カットできるというもの。バター一片5gや10gと定量でカットできるので、とても便利です。

ちなみに私は、冷凍保存する分のバターはこの機能を利用して定量カットし、バターを小分けして冷凍しています。

このように網目状のカッターがセットになっており、これを使えば一発でバターを小分けできるという優れもの。

こうして手を汚さず、一瞬でバターを小分けにできます。

これは約10gの小分けバターができあがる仕様で、お料理によくバターを使う方は重宝するでしょう。ほかにも5gに小分けできるワイヤーカッター式のタイプなどもあります。

このようにバターのブロックをワイヤーの上にセットして、フタで圧力をかけていくと……

きれいに約5gのカットバターのできあがり。にゅるぅぅという感触がクセになりそうです^^

こちらはトーストに塗るのにちょうどいいサイズですから、朝食はパン派という方には目からウロコなアイテムではないでしょうか。

実際に使ってみると、この便利さはなかなか衝撃的です。また、どちらの商品も専用のバターナイフがついているというのが高ポイント。さらにバターとナイフを一緒にケース内に収納できます。

最後に


材質だけでなく、機能性まで視野を広げると、本当にいろいろなバターケースがあっておもしろいですよね。

ご家庭でバターをよく使うという方は、せっかくのおいしい風味をムダにしないために、ぜひバターケースを上手にお選びください。

バターに関する連載一覧【全5回】
【第1回】まだ試していませんか? 簡単すぎる自家製バターの作り方
【第2回】こだわり派必見! 自家製発酵バターの作り方

【第3回】自家製バターは家計に優しい? コスト比較とお得に作るコツ
【第4回】味も香りも長持ちさせたい!バターの上手な保存方法
【第5回】材質の違いや機能性を徹底比較!バターケースの賢い選び方

今回の記事に登場したアイテム
バターケース ロクサン 陶器製 S 200g用(南海通商株式会社)
カットできちゃうバターケース 200g用 専用バターナイフ付き(株式会社曙産業)
ステンレスバターカッター&ケース 200g用 先割れステンナイフ付(スケーター株式会社)

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MTWアキ

MTWアキ

料理愛好家/ライター/クリエイター/作家
「おいしいに国境なし!」──を合言葉に、料理の「?」や「!」を探しながらご家庭で役立つ知恵やアイデアを探求中! 料理のイロハを先生に師事して学びながら、ワンランク上のこだわり料理にもアクセル全開で挑戦します! たまには先生が記事に登場することも?