無添加でいこう!子どもと楽しむ「簡単に作れる自家製マヨネーズづくり」

無添加でいこう!子どもと楽しむ「簡単に作れる自家製マヨネーズづくり」

みなさん、マヨネーズは好きですか? サラダにディップにトーストに……。用途が幅広くおいしいマヨネーズを常備しているご家庭がほとんどではないでしょうか。

マヨネーズは、食用油と食用酢、卵から作られるとてもシンプルな調味料。でも、市販のものには添加物が含まれていたり、遺伝子組み換えの可能性がある大豆やなたね、コーン由来の油が使われていたりするかもしれません。

今回はご家庭で安心・安全の自家製マヨネーズを簡単に作る方法をご紹介します!

市販のマヨネーズは危険?

ご家庭やレストラン、食にかかわるあらゆるところで目にしたり口にしたりする機会が多いマヨネーズ。実はマヨネーズには、JAS(日本農林規格)で定められた品質基準があります。
それは──

・食用油、食用酢、卵から作られていること
・上記以外に、調味料と酸味料、香辛料抽出物以外は添加されていないこと

つまり、マヨネーズとして販売されているものはすべて、この基準を満たしているということになります。マヨネーズはとてもシンプルな調味料ですから、実は添加物に対してそれほど神経質になる必要はありません。

マヨネーズを選ぶときにチェックするべきポイント

市販のマヨネーズを選ぶ上で気をつけたいポイントは、二つあります。一つは「材料に遺伝子組み換え製品を使用していないか」ということ。もう一つは「余計な添加物が加えられていないか」ということです。ダイエット中の方などでしたらカロリーも気になるところですよね。

実は、脂質を抑えたマヨネーズなどは、味を補うために「たん白加水分解物」や「増粘剤(キタンサンガム)」などの添加物が含まれている場合があります。いずれも健康に深刻な害はないとされていますが、やはり添加物はできるだけ避けたいものですね。

自家製マヨネーズを作るのに必要なもの

それではいよいよ、実際にマヨネーズを作っていきます。おうちで作るマヨネーズはもちろん無添加。余計なものを入れませんから、子どもにも安心して食べさせてあげることができます。

今回、自家製マヨネーズ作りに使う材料はこちら!


・塩 小さじ1/3~1/4(約1gです。お好みで調整してください)
・白ワインビネガー(お好みで米酢やリンゴ酢など、アレンジもOK)
・粉からし 小さじ1
・卵黄 一つ
・レモン 一片
・サラダ油 100cc

これにお好みのハーブやマスタードを加えたり、レモンをライムなどに変更したりと、ご自分の好きなようにアレンジしてくださいね。自由自在なアレンジが自家製の醍醐味(だいごみ)ですよ。

今回は三歳になる息子に手伝ってもらいながら自家製マヨネーズを作っていきます! ハンドブレンダーを使えば、三歳の子でも上手にマヨネーズを作れる! はず?

簡単! 自家製マヨネーズの作り方

自家製マヨネーズは簡単に作れてしまいますが、上手に仕上げるためのポイントがいくつかあります。今回はそのポイントも一つひとつ詳しくご説明していきますね。

まずはハンドブレンダー付属の撹拌容器に、卵黄を割らないようにそっと流し込みます。


ここは繊細な作業なので、私が実践。なぜ割らないようにするかというと、撹拌する際、卵が割れていない状態の方がスムーズに乳化しやすいからです

次に粉からしを息子に入れてもらいます。順番はご自由に! 最初に塩や酢を入れてもいいですし、油から入れても問題ありません。


息子に、粉からしが入った小皿をバトンタッチ。上手に容器に入れられるかな?


ああ! そうきたか! 
的を外しちゃったね! 
大丈夫、気を取り直して再チャレンジです!


今度は上手に入れられました。
じゃあ、次は何を入れようかな?


息子は塩を入れたい様子。指差し呼称で「塩!」と声に出したら、今度は慣れた手つきで塩を容器へと運ぶ息子。


やっちゃいました!


塩が小皿ごと容器の中へ……。そしてなんと、卵がつぶれてしまいました! 
これでうまくマヨネーズは仕上がるのか……。
続行です!笑

容器の中から小皿を取り出して、こんな調子で残りの酢と油、そしてレモンを容器の中へと投入していきます。

最後の仕上げ、ブレンダーで乳化する

各調味料を容器の中に投入したら、最後はブレンダーで撹拌するだけ。と、ここで一つだけコツがあります。それは、ブレンダーを容器の底からゆっくりと引き上げる要領で、底の方から乳化させていくということです。

実際にやってみますね。


まずはハンドブレンダーのスイッチをオフにしたまま、ゆっくりと底面へ沈めていきます。完全に底についてからスイッチオン!

全体を一気に乳化させようとすると、うまく乳化できない場合があります。ですから、まずはブレンダーの中から少しずつ乳化させていきます。こうすることで、口当たりのいいなめらかなマヨネーズができますよ。


乳化が始まってきたタイミングでブレンダーを少しずつ上にあげていくと、全体が乳化していきます。そうしてできあがったのがこちら!


見事な自家製マヨネーズの完成! 味はもちろん、舌触りもバッチリ。市販のマヨネーズにまったく劣りません。おまけに自分の好みでアレンジできますから、マヨネーズ好きの方はぜひ自家製マヨネーズ作りに挑戦してみてください。

自家製マヨネーズの保存期間は?

市販のマヨネーズですと、開封前であれば一年も保管が可能なものもあります。開封した後でも、数ヶ月は保存できるものがほとんど。その理由は、マヨネーズの成分のほとんどが油であり、油は酸化はしても腐敗はしないものだからです。

もちろん卵を使っている食品ですから、絶対に腐敗しないというわけではありません。でも、腐敗する前にまず油が酸化して食べられなくなるケースがほとんどです。

また、材料である酢も抗菌効果が非常に強く、保存力に一役買っています。

自家製マヨネーズは短命?

我が家では通常、自家製マヨネーズを二日ほどで消費していますが、一般的には「その日のうちの使い切り」が推奨されています。

この主な理由は、食中毒の原因となるサルモネラ菌です。

食中毒にご用心

卵に限った話ではありませんが、自家製食品ですと工場で生産される商品とは違い、細菌の管理や殺菌処理などに限界があります。食中毒を避けるためにはそれなりの知恵と神経質さが求められるのです。

また、もし食中毒菌が発生した場合、時間の経過に伴ってどんどん菌が繁殖し、食品の危険度は高まっていきます。「その日のうちに食べきる」というのは、万一マヨネーズが菌に感染していたとしても、被害を最小限に留めるための知恵といえます。

食中毒にならないために気をつけること

最近は鳥インフルエンザなどの影響から、保健所の養鶏場へと指導が厳しくなっているといいます。業者さんもウィルスにとても敏感になっているところが多く、出荷前に卵を手作業で選別したり、X線を通して安全を確認したりしているところもあるほど。

とはいえ、流通しているすべての卵が安全だと思い込むのは危険です。選別を漏れた卵もあるかもしれませんし、そもそも検査がされていない卵が流通している可能性もあるからです。

ですからまずは“卵の殻を割った手でそのまま調味料などを触らない”こと。そして、万一卵の殻がマヨネーズ用の食用油の中などに落っこちてしまったら、リスクヘッジだと思ってそれらはすべて処分して最初から仕切り直しましょう。

そしてできることなら、作ったその日のうちに食べきってくださいね。何でも作りたてが一番おいしいですよ。

最後に

自家製マヨネーズの作り方、いかがでしたか?

私は作るときの気分によって、ハーブを混ぜることが多いです。お庭からタイムがたくさん採れたらタイムを、セージがたくさん採れたらセージをといった具合。みなさんもオリジナルのアレンジで、自分だけのレシピを作ってみてください!

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MTWアキ

MTWアキ

料理愛好家/ライター/クリエイター/作家
「おいしいに国境なし!」──を合言葉に、料理の「?」や「!」を探しながらご家庭で役立つ知恵やアイデアを探求中! 料理のイロハを先生に師事して学びながら、ワンランク上のこだわり料理にもアクセル全開で挑戦します! たまには先生が記事に登場することも?