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昔ながらのワラ納豆を再現!初めてでも失敗しない自家製納豆の作り方とコツ

みなさんは、納豆を自分でつくったことがありますか?

昔から愛されている栄養満点な発酵食品「納豆」。昔は各家庭で手作りされていて、もしかすると昔ながらのワラ納豆を味わった方もいらっしゃるかもしれませんね。あの市販にはない独特の深みのある味は一度食べたら忘れられません!

実は自家製の納豆は、自宅で簡単につくることができるんです。しかも、昔ながらのシンプルな製法で行うと、市販品の納豆にはないワラ独特の風味を持った香り豊かな納豆ができあがります。上品で芳醇なワラ納豆の香りは、とても贅沢な気分になりますよ。

今回は、自家製納豆の作り方をご紹介します!

自家製納豆づくりに必要なもの

自家製のワラ納豆をつくるために用意するものは以下の通りです。
自家製納豆の材料
〈材料〉
・乾燥大豆 量はお好みで。一つの藁苞(わらづと=ワラで作った入れ物)に入る豆の量はせいぜい200g程度まで
・ワラ 一つかみほど
・パネルヒーター
・クーラーボックス
・その他、乾燥大豆を蒸すための蒸し器や水など

【ワラ納豆の手順1】乾燥大豆を水に浸ける

まずは乾燥大豆を水に浸けておきます。納豆は大粒よりも小粒の方が口あたりがよく食べやすいので、今回は小粒納豆を用意しました。
乾燥大豆の戻し方
豆を水でよく洗ってから、ボウルなどに移して水を張ります。水の量は豆に対して三倍以上。このまま一晩置いておくと、豆が水を吸って膨らみます。

【ワラ納豆の手順2】藁苞(わらづと)をつくる

藁苞(わらづと)とは、ワラで作った入れ物のことです。
藁づとの作り方
最近はワラもホームセンターや通販などで手軽に手に入るようになりましたね。

作り方は難しくなく、入れたい豆の量に合わせてワラを半分に折ってタコ糸で結び、余計な部分をハサミでカットするだけ。

ワラにはもともと枯草菌(納豆菌)が住み着いており、菌が活動しやすい環境をつくってあげることで発酵が進んでいきます。

ただし、ワラの中に雑菌が紛れていると豆が腐ってしまう原因になるので、納豆づくりを失敗しないためにも藁苞をあらかじめ煮沸消毒しておきます。

「え? 納豆菌が死んじゃうのでは!?」──と、心配することはありません。納豆菌はとても熱に強く、煮沸しただけでは死なないんです。

【ワラ納豆の手順3】大豆を蒸す

水に浸けた大豆を蒸し器にセットして蒸します。水煮にしてもいいのですが、蒸した方が豆の旨みが損なわれず風味も栄養価も高いので、私はいつも蒸すようにしています。強火で大体一時間くらいでしょうか。

豆が市販の納豆と同じくらいの柔らかさになればOKです。

【ワラ納豆の手順4】大豆を藁苞に詰める

大豆を蒸したら、アツアツのうちに藁苞へ詰め込みます。
自家製ワラ納豆の作り方
ぎゅうぎゅうに詰めてしまってかまいませんよ。コツは手早く行うということだけ!

【ワラ納豆の手順5】クーラーボックスで保温する

大豆を詰めた藁苞は、数か所に穴を空けたポリ袋に包んで、クーラーボックスに収めます。
クーラーボックスで納豆づくり
納豆は発酵段階でたくさんの水分を出すので、藁苞がびしょびしょにならないよう底にキッチンペーパーを敷き、底網を敷いておきます。

その上に藁苞をセットし、パネルヒーターで包んで保温。さらに保温効果を高めるため、新聞紙をかぶせて隙間を埋めます。

自家製ワラ納豆を発酵させる
納豆が発酵する適温は、およそ40℃。もしボックス内の温度が十分でない場合は、使い捨てカイロなどを使って補ってくださいね。ヨーグルトメーカーなど温度管理がしやすい機器をつかっても問題ありませんが、におい移りには気をつけてください(納豆のにおいはかなり強烈です!)。

発酵したら自家製ワラ納豆の完成!

あとはひたすら発酵待ちです。
自家製納豆の完成
二日から三日ほど経過すると、豆の色が変わって表面が菌糸に覆われている状態になっているはずです。ここまで発酵が進めば十分。

あとは冷蔵庫に一日ほど寝かせて発酵を止め、落ち着かせればおいしくいただけますよ。

さいごに

自家製納豆はコストパフォーマンスがよく、大体市販の納豆の1/2程度のコストで作ることができます。でも、自家製納豆の一番の魅力はやっぱり何といってもその風味。ワラの豊かな香りと大豆の旨みをしっかり味わえる自家製納豆の魅力を知ってしまうと、もう普通の納豆には戻れません。

もちろん今回ご紹介したように、完成までにはそれなりの手間と時間がかかります。でも、それを差し引いても有り余るほどの魅力が自家製納豆にはありますよ。

やみつき必至の自家製のワラ納豆、ぜひお試しください!