海苔を美味しく保存!湿気させない保管方法と食べやすい「のり弁」作りのコツ

海苔を美味しく保存!湿気させない保管方法と食べやすい「のり弁」作りのコツ

毎日の食卓やお弁当の定番「海苔(のり)」。

海苔を使う機会は、日常の中でかなり多いですよね。ご主人やお子さんのお弁当に欠かせない食材として常備しているご家庭は多いのではないでしょうか。

でも、海苔ってすぐに湿気ってしまいますし、せっかくのり弁やおにぎりを作っても、湿気のせいで食べにくくなってしまう──なんてお悩みの方もいるはず。

今回はそんな海苔についてのお悩みを解決する方法をご紹介します!

海苔をおいしく食べる方法

「せっかくのり弁を作っても、食べるころには海苔が固くなってしまい、お箸を入れると全部はがれちゃう……」
「おにぎりを海苔で包んでも、かみ切れないほど固くなってしまって美味しくない……」

主婦なら必ず一度は悩みますよね。おにぎりやのり弁はお弁当の定番。海苔との付き合い方は主婦にとって永遠のテーマといえるかもしれません。

ですが、実はこういう悩みを簡単に解決する方法があります。

それは海苔をよく蒸らすということ。

たとえば、おにぎりを海苔で包む際は温かいご飯に海苔を巻いてすぐラップやアルミホイルなどで包みます。そうすると、ご飯の温かさによって海苔が蒸されて海苔の細胞膜が壊れ、歯切れのいい柔らかな食感になるだけでなく、海苔の風味が増していっそう美味しくなるんですよ。

のり弁もこれと同じように、温かいご飯の上に海苔を敷いたらすぐにフタをして、お弁当箱の中で蒸らしましょう。

※夏場など熱い時期は細菌の繁殖に気をつけてくださいね。

基本の「のり弁」の作り方

のり弁といえばお弁当の定番ですよね。作り方もご家庭によってさまざま。シンプルだからこそアレンジ自在なのがのり弁のいいところです。

「ご飯の上に海苔を敷く」というスタイルがのり弁の基本ですが、海苔の下に鰹節の出し殻をめんつゆで和えたものを敷いたり、海苔に砂糖醤油を塗ってからご飯の上に敷いたり──というアレンジ方法も一般的ですよね。

食べやすい「のり弁」の秘訣とは?

海苔を柔らかく歯切れよくするには「お弁当箱の中で海苔を蒸らす」というのも大切ですが、うまくできる自信がない場合はあらかじめ海苔を1cm角程度に手でちぎり、ご飯の上に敷き詰めるというのもオススメですよ。

この方法だと海苔が固くなってしまっても、お箸でご飯を持ち上げたときに海苔が一気に剥がれてしまうことがありません。

また、お弁当箱半分くらいの高さまでご飯を盛り、その上に海苔を敷いてからさらにご飯を乗せる(ご飯で海苔をサンドする)というやり方も海苔を蒸して柔らかくする方法の一つです。食べづらい海苔の悩みを解決するのに効果的ですよ。

海苔は蒸気や熱い水分などで柔らかくなる性質があるので、温かいご飯の湯気や煮切ったつけダレなどをうまく活用すれば、ゴムのように歯切れの悪い海苔とさよならできます!

「のり弁」を美味しくする3つの方法

  • お弁当箱の中で海苔を蒸らす。
  • あらかじめ海苔を1cm角程度に手でちぎり、ご飯の上に敷き詰める。
  • お弁当箱半分くらいの高さまでご飯を盛り、その上に海苔を敷いてからさらにご飯を乗せる(ご飯で海苔をサンドする)

湿気たノリとパリパリのノリの違い

パリパリとした食感がおいしい焼き海苔も、湿気を吸ってしまうとハリがなくなって美味しくなくなってしまいますよね。おにぎりに海苔を巻いても、食べるころには固く噛みにくくなってしまったり、のり弁にお箸を入れると海苔が丸ごと剥がれてしまったり……。

これはすべて湿気のイタズラによるもの。

「海苔は湿気やすい」というのは、体験的に誰でも知っていますよね。では、どのくらい湿気やすいのか。それは、一般的な乾燥剤では海苔を湿気から守れないほど。つまり、市販されている一般的な乾燥剤よりも、海苔はもっと乾燥している(乾燥剤よりも湿気を吸いやすい)のです。ですから、海苔の湿気防止にはより強力な防湿効果を持つ石灰の乾燥剤が用いられます。

海苔を湿気から守るために

海苔はとにかく吸湿性が高いので、保存する際はお菓子などに入っている乾燥剤を使い回すのではなく、海苔と一緒に入っていた乾燥剤(石灰)を使うようにすると理想的ですよ。
保管場所は湿気のない冷暗所か冷蔵庫の中が〇。湿気を防げれば常温保存でも大丈夫!

海苔をおいしい状態で保存する方法

海苔の風味と食感を損なわないためには、保存方法に気を配るのが重要です。海苔は精密機械でも計測できないほど水分含有量が低く、その分湿気を吸収する力もひときわ高いんです。ですから、海苔の容器や袋を開けっ放しで保管は絶対にダメ。

特に20cm角の全形海苔や手巻き用など比較的大きめサイズの海苔は湿気やすいので要注意

個別包装されている使い切りタイプなら美味しいうちに食べきれますが、大型サイズはそうもいきません。保管にも工夫が必要です。

開封後はアルミ製の保存袋で保存がベスト

スーパーで一般的に売られている海苔が入れられている容器や袋は、開封後はあまり防湿性がありません。缶の容器は密閉性に欠け湿気を容易に通してしまいます。
チャック付きの袋だとつい安心してしまいますが、透明色(ビニール製など)のものは実は空気を多少通してしまうんです。

ですから、空気を通さないアルミ製の袋の空気を抜いてしっかりチャックをし(乾燥剤を入れて)保存する必要があるんですよ。

一番理想的なのは、開封後は海苔専用の遮光性アルミ製保存袋に乾燥材(石灰)を入れて使うこと。一袋100円程度で購入できるので、ぜひ検討してみてくださいね。

もし海苔専用の保存袋が無ければ、100円ショップなどで売っているチャック付きアルミ製の保存袋でかまいません。海苔を保管するときはできるだけ袋の空気を抜き、乾燥剤(できれば石灰のもの)を一緒に入れるのを忘れないでくださいね。

さいごに

海苔は私たちの生活に欠かせないもの。だからこそ、正しい知識で美味しくいただきたいですよね。
海苔を美味しく保存するコツは、「開封後は空気を通さないアルミ製の袋の空気を抜いてしっかりチャックをし(乾燥剤を入れて)保存」すること。
この機会にぜひ試してみてください!

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MTWアキ

MTWアキ

料理愛好家/ライター/クリエイター/作家
「おいしいに国境なし!」──を合言葉に、料理の「?」や「!」を探しながらご家庭で役立つ知恵やアイデアを探求中! 料理のイロハを先生に師事して学びながら、ワンランク上のこだわり料理にもアクセル全開で挑戦します! たまには先生が記事に登場することも?