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鉄のフライパンを使いこなそう!意外と簡単な「空焼き」と「油ならし」の方法

鉄のフライパンを上手に使い、育てていくために必須な「空焼き」「油ならし」
「何だか面倒くさそう…」というイメージがあるかもしれませんが、実は数分で終わるとても簡単な作業なんです。

あなたのフライパンを焦げ付かず使いやすくするために、今回は鉄製フライパンの「空焼き」と「油ならし」の目的とやり方をご紹介します!

鉄製フライパンの「空焼き」と「油ならし」はなぜ必要?

鉄製のフライパンのお手入れ方法は、「空焼き」「油ならし」が基本です。
とはいえ、何も難しいことはないんですよ。空焼き&油ならしそれぞれの意味とやり方を覚えれば、今日からすぐにでも鉄のフライパンデビューすることができます!
実際に手順を写真付きでご紹介するので、是非やってみてくださいね。

その前に、まずは「なぜ空焼きや油ならしが必要なの?」と疑問に思っている方も多いかと思うので、その理由と目的についてみていきましょう。

空焼きをする理由と目的とは

空焼き(焼き入れともいう)の目的は、主に「フライパンの掃除」と覚えておくといいですよ。
特に買ったばかりのフライパンは最初、錆びを防止したりフライパンの発色をよくしたりするための塗料が塗られていたり、ほこりなどの汚れがついていたりします。これらを空焼きすることで完全に焼き切り、フライパンをきれいにするという目的があります。
また、空焼きは買った最初だけでなく調理後にも行うことで、油が馴染みやすく使いやすいフライパンに育っていきます。

油ならしをする理由と目的とは

油ならしの目的は「食材がくっつかないフライパンにすること」です。テフロン製のフライパンですとあらかじめ鍋肌にフッ素コーディングが施されているので、油ならしをしなくても食材が鍋肌にくっつくことがありません。でも、鉄製のフライパンの場合は焦げや熱凝着(熱い金属に触れたたんぱく質がくっついてしまう現象のこと)などが起こりますから、それを防ぐために油をならす必要があるんです。

調理のたびに油を適量使うことも大切ですが、長い時間をかけながらフライパンに油ならしを施していくことで油の皮膜が生まれ、くっつきにくいフライパンに育っていきます。

意外と簡単!基本的な「空焼き」の手順

それでは実際に空焼きをやってみますね。

  1. 買ったばかりのフライパンを軽く洗剤で洗う
  2. フライパンの空焼き
    フライパンの表面についているほこりや油を落とすだけなので、ゴシゴシやる必要はありませんよ。

  3. フライパンを強火で焼く
  4. から焼きの様子
    薄いフライパンの場合、急激な加熱は変形の原因となる可能性がある
    ので、中火から強火へと徐々にあげていってくださいね。白い煙がもくもくと出ますが、驚くことはありません。換気扇を回しながらしばらく加熱します。フライパンによっては、表面が焼けてくるにつれて変色してきます。全体的にしっかり熱が通って変色し切ったら完了です。厚手のフライパンなどの場合、変色が見られない場合があります。5~10分ほどかけてしっかり加熱してください。

  5. フライパンの熱を冷ます

フライパンの熱を冷ます
あとは自然に冷ますだけですが、すぐに冷ましたい場合は水で濡らして絞ったふきんの上にフライパンを置きましょう。最初はジュッ!と音がしてすぐにふきんが熱くなりますが、何度かふきんを濡らして絞ってを繰り返すうちにフライパンの温度も下がっていきます。これで空焼きは完成です。

この「空焼き」は、今後のメンテナンスでよくやることになります。フライパンを焼くだけですから、何も難しいことはありませんね。

油ならしもセットで行おう

実際に調理をするためには、「油ならし」も一緒にする必要があります。続いては、油ならしの方法についてお話ししますね。
これさえ覚えれば、すぐに鉄製フライパンマスターになれますよ!

たった2STEPで完了!「油ならし」の手順

油ならしもやり方はとても簡単! たったの2ステップですよ。

  1. フライパンを空焼きする
  2. 調理後の場合はフライパンを水(またはお湯)とたわしで洗ってから空だきをし、2へ進みます。

  3. 鍋全体に油を塗る
  4. 油ならし
    油はたっぷり塗る必要はありません。小さじ1/2程度のサラダ油をひき、キッチンペーパーなどで全体に伸ばします。我が家ではたこ焼き用の油引きを鉄製フライパン油ならし専用に一つ置いてあります。キッチンペーパーを使わずに済みますし洗いものも出ないので便利ですよ。

    たったこれだけで「油ならし」は完了です。

    空焼きと油ならしは、調理を終えるたびに行うことが大切

    鉄のフライパンの普段使いの流れとしては、調理を終えたらたわしと水(お湯)でザッと洗い、コンロにかけて空焼き。最後に油ならしをして自然に冷ます──という形になります。

    ちなみに私は多いときでこの作業を、1日のうちに5回以上行うことがあります(笑)。調理のたびにやっていますが、習慣になると時間を上手に使って合理的にできるようになるので、まったく面倒なことはありません。それよりも、料理がおいしくなるという恩恵の方がはるかに大きいんです。

    たとえば鶏皮せんべい一つ作るにしても、テフロン製のフライパンと鉄製のフライパンでは仕上がりが大きく変わります。ぜひとも鉄のフライパンを使いこなして「鉄焼きのおいしさ」を堪能してくださいね!

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