【注目の収納テーマ】子どもと収納

知っておきたい収納場所のカビ予防!押し入れやクローゼット・下駄箱の除湿対策

梅雨の季節や結露が出る時期は、家の中にカビが発生しやすい状態です。特に梅雨は気温も湿度も高くなるので、冬よりも短期間でカビが発生しやすくなります。
カビが発生するには、湿度温度ほこり(汚れ)の3つの条件が必要になります。

気温はコントロールしにくいので、他の2つの条件である「湿度」と「汚れ」を取り除くことが、カビ予防につながります

家の中で特にカビやすい場所は、湿気の多いお風呂。でも、入浴時に目につく場所なのでわりと予防しやすい場所ですね。その他にカビやすい場所としては、押し入れや下駄箱、トイレ、クローゼットなどが挙げられます。

特に収納部分は、普段目につかない場所なので、カビがいつの間にか広がりやすい場所。気がつかないうちに、大事な布団や衣類、靴などをカビさせて駄目にしてしまうことがないように、今回は見落としがちな収納場所の湿気対策を紹介します。

カビ対策に便利なアイテム「エタノールスプレー」

まずは、住まいのカビ対策を行うにあたって、あると便利な手作りエタノールスプレーを作ってみましょう。
手作りエタノールスプレー

手作りエタノールスプレーの作り方
無水エタノールを濃度80%になるように水で薄めます
無水エタノール80㏄に対して水20㏄を入れると使い切りやすい量になります
スプレー容器に入れて完成です。容器によっては溶けだすことがあるので、アルコール対応のスプレー容器に入れてください。

 

衣類をカビから守る!クローゼットの湿気対策

衣類に埃と湿気がつくと、カビがつきやすくなります。そのため、大切な衣類にはカバーをかけて埃がつきにくいようにしています。
特に礼服やスーツなどの保管には、防虫剤を入れられるポケットがついていて全体を覆う形の衣類カバーを使っています。
衣類ケース

下が空いているタイプだと裾の方からカビてきてしまいますので、長期間着ない衣類には、全体をすっぽり覆うタイプが安心です。
また中の衣類が見えて、防虫剤が入れられるポケットがついているとさらに便利です。最近はカバーの素材に炭が使われている製品もあり、ニオイがこもりがちなクローゼットなどでは除湿・消臭効果も同時に期待できます。
クローゼットには湿気がこもりやすいので、除湿剤も必ず利用しましょう。

我が家のクローゼットはお風呂場に近いため湿気やすく、何度もカビさせてしまったので、扉を閉め切らずにオープンにして収納し、風通しをよくしています。

クローゼットの壁は、衣類の埃がつきやすい場所。
床や隅(コーナー)にもホコリがたまってカビやすいので、除菌剤やエタノールスプレーで拭き掃除をしておくとスッキリします。

クローゼットのカビ対策
▲側面が透明になっているタイプは、何の服が入っているか分かりやすくて便利です。

 

結露にも気をつけたい。押し入れの湿気対策

押し入れは冬の間、結露が出やすい場所です。特に外壁に面した所は、カビやすく要注意です。
押し入れなどは閉め切ったままだと、カビにも気がつきにくいんですよね。

押入れの掃除

手順1
側面の壁や床など全体に埃がうっすらつくので、市販の除菌剤や手作りのエタノールスプレーをしみ込ませた雑巾で拭きます。また角に埃がたまりやすいので取り除くように拭き、しっかり乾かします。
押入れを拭く
手順2
しっかり乾いたらカビやすい場所にカビ予防スプレーをしておくと安心です。
カビ予防スプレー

押入れの湿気対策

  1. 普段は「すのこ」を使って通気性を良くしたり、炭やシリカゲルを使って除湿するようにしています。
  2. 湿気は下に溜まりやすいので、下の方に炭やシリカゲルを設置すると、効率よく除湿できます。

どちらも天日で干せば何度も使えるので、長く使えてエコです。

押入れのかび対策
▲写真は桐炭。多孔質で湿度を調整する通気により、脱臭機能と空気の浄化を促してくれます。

見落とし注意!収納家具の裏のカビ対策

ソファ裏や、本棚の裏などなかなか動かすことのない家具の裏って、実はカビやすいんです。特に花粉症などで窓があけられない時期がある場合、家具裏が湿気だらけになります。
梅雨に入り、カビがさらにひどくなる前に、カビ取りしておきます。
家具裏のカビ

家具裏の掃除

手順1
ビニール袋を手にはめて、古靴下を取り付けます。
壁紙や床の材質によって使える洗剤が違うので注意してください。
手順2
住居用クリーナー(中性)や除菌剤、エタノールスプレーなどで拭き取ります。
我が家はクッションフロアです。カビがひどいので自己責任で塩素系漂白剤をスプレーしてふき取りました。
塩素系漂白剤
手順3
拭き取ったら、ビニールを外してくるんと古靴下を中に巻き込み捨てます。
手順4
水拭きして、しっかり乾かしておきます。
手順5
一度カビた場所は、再びカビやすい場所なのでカビ予防スプレーでスプレーしておくと安心です。

結露しやすい時期や梅雨の時期を中心に、家具をどかしてカビが生えていないかチェックするようにしています。

 

下駄箱は湿気対策とともにニオイ対策も万全に

意外とカビが発生しやすいのが下駄箱です。密閉された空間なので、湿気が溜まりやすく、放っておくと雑菌とカビの温床になります。
大事な靴をカビさせないために、しっかり対策していきましょう。

下駄箱の掃除

  1. 靴を出して、砂ぼこりを出します。洗車用ブラシや大き目の刷毛が、細かい砂をかきだしやすいです。
  2. 仕上げに、市販の除菌剤か手作りのエタノールスプレーで拭きます。

下駄箱の掃除

下駄箱の湿気対策

下駄箱の中は押入れ同様、結露でカビやすい場所になります。我が家では靴箱内部の掃除をしなくてすむように、新聞紙を折り畳んで敷いています。新聞紙には消臭効果、除湿効果も期待できます。汚れたら、新しい新聞紙に取りかえれば、先ほどご紹介した丁寧掃除は不要になります。
奥やサイド、コーナーには特に砂が入り込みやすいので、新聞を折り畳んでから敷いています。
下駄箱に新聞を敷く
消臭・除湿効果を期待して炭を入れています。湿度は下に溜まりやすいので、なるべく下段に炭を設置すると、効率よく吸湿してくれます。

ここまで対策していても、カビてしまうことがあるので、定期的に靴や炭を干して乾燥させています。
忙しい時は、下駄箱を開けたまま乾燥させても効果があります。
下駄箱のかび対策

おわりに

梅雨が始まると、部屋中が湿気に包まれるので、なかなか乾燥させることが難しいです。そんな時は、シリカゲルや炭などの除湿剤に頼って湿気を取り除きましょう。定期的に干せば、何度も使えるので長持ちしてエコ。
ただ定期的に干すのが難しい方は、大容量の使い捨てタイプの除湿剤を選びましょう。

除湿剤を設置していても、定期的なチェックは忘れずに。
晴れ間を見て、除湿剤を干したり、押し入れやクローゼットに扇風機などで送風すると、よりカビにくくなりますよ。

今年の梅雨も、掃除と除湿で乗り切りましょう。