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血流改善!奇跡のスーパーフード「ビーツ」とは?栄養・効果効能とおすすめのレシピ

最近、スーパーでもよく見るようになった栄養価が抜群の機能性野菜『ビーツ』。
気にはなるけど「どうやって食べるの?」「どんな味なの?」と、食べ方がわからずに敬遠されている方も多いかもしれないですね。

ビーツは、『食べる輸血』『奇跡の野菜』とも言われるくらい栄養価が高いだけでなく、味もとっても美味しいんです! この機会にぜひ、皆さんにもその魅力を知っていただきたいと思います。

根から葉っぱまで丸ごと食材として使えて、お料理の幅も広がるスーパーフードの『ビーツ』について、気になる栄養価や基本の使い方などを、おすすめレシピとともに詳しくご紹介していきます。

ビーツとはどんな野菜? [ 主な特徴と種類 ]

ビーツは根菜の一種。一般的に、ロシアの伝統料理ボルシチ(鮮やかな深紅色をした煮込みスープ)に入っていることで知られる野菜ですね。

見た目は赤カブにも少し似ていますが、アブラナ科であるカブやダイコンとは違って、実はホウレンソウと同じアカザ科の野菜。
正式にはアカザ科フダンソウ属ビートに分類される植物です。同じビートと呼ばれる仲間の野菜には、砂糖の原料として有名なテンサイ(甜菜・砂糖大根)があります。

ビーツは地中海沿岸が原産地。海外ではテーブルビートと(ガーデンビートとも)呼ばれています。ビーツの和名はカエンサイ(火焔菜)で、江戸時代の文献にも紹介されています。実は意外と昔からある野菜だったのですね。

ビーツの味と種類

ビーツはほんのり甘く柔らかい、初めての方でも食べやすい野菜だと思います。
(個人的には、ほのかにトウモロコシの風味がする……と、思っています)

ビーツには種類がいくつかあり、真っ赤な色をした定番のビーツ以外に、鮮やかな黄色をした「ゴールデンビーツ」、赤と白の縞になった「サラダビーツ」などがあります。
スーパーや八百屋さんでは、すべてをひとくくりにして「ビーツ」と呼ぶことも少なくありません。

とにかくすごい! ビーツの栄養・健康成分

ビーツの魅力は何と言っても、その栄養価の高さです。
ビーツには、ミネラル・ビタミン・抗酸化物質などをはじめ、とにかく豊富な栄養成分が含まれています。

どんな栄養素が含まれているの?その働きは?

ミネラル:ビーツに含まれているのは主にカリウム、ナトリウム、カルシウムなど。岩や土に含まれる無機質成分です。私たちの身体の臓器や組織のいろいろな反応を円滑に働かせるために必要な栄養素です。
ビタミンB群:ナイアシン(皮ふや粘膜の健康維持を助ける働きもする)や、パントテン酸(代謝を助け、エネルギー産生やホルモン、抗体の合成に必要)などが含まれています。
食物繊維:便秘や糖尿病、大腸癌、動脈硬化などを予防する効果がある栄養素とされています。
特に注目したい成分
ラフィノースオリゴ糖の一種。ある研究によると、肌の奥の乾燥を潤すという効果が期待できるそうです。
ベタイン:アミノ酸の一種で、肝機能を高めたり、動脈硬化、糖尿病予防など、健康維持に役立ちます。
ベタシアニン:ポリフェノールの一種で、ビーツの赤い色素の正体です。なんと、あの抗酸化成分として有名な「アントシアニン」よりも、さらに抗酸化作用が高いそうで、生活習慣病の予防に効果があるとされています。

MEMO
ビーツの赤い色素「ベタシアニン」は、分解する酵素を持っている人と持っていない人がいます。分解する酵素を持っていない人がビートを食べた場合でも、そのまま体から排出されるため、特に食べても害はありません。

ビーツの主な健康効果

「他にどんな効果があるの?」と気になる方のために、ビーツを食べることによって得られる健康効果を以下にまとめてみました。

<ビーツの主な効果>
・むくみ解消
・高血圧予防
・動脈硬化予防
・抗酸化作用によるがん予防
・腸内環境を整える
・肝機能を高める
・肌を健康に保つ
・糖尿病予防
・血行不良改善

何と、こんなにも効果があるんです! 身体にいいこと、わかっていただけますよね。

学術的にも認められているビーツの健康効果

発熱や便秘などの治療にビーツが用いられていたという記録は、なんと古代ローマの文献にも残っています。
日本ではまだ知らない人も多い野菜ですが、近年ではそのすばらしい健康効果から「奇跡の野菜」として世界中が注目しています。

ビーツの働きを発見した学者たちが、ノーベル生理学・医学賞を受賞

ビーツは、身体の中で一酸化窒素を作り出す働きを促進し、血管を拡張します。
それが、血行促進したり、血管を柔らかくしたりするのに繋がります。

このあたりが「食べる輸血」とも呼ばれる理由ですね。
血行が改善すると、持久力UP、疲労回復、基礎代謝UP、運動能力UP、ダイエット効果にも……。

実は、このようなビーツの働きを発見した科学者が、ノーベル生理学・医学賞を受賞しているのだそうです。
ビーツの効果は、学術的にもちゃんと認められているんですね!

ビーツは加熱が必要? 基本的な食べ方について

ビーツはボルシチのように煮込み料理に使うというイメージがあるかもしれませんが、実はサラダやスムージーの食材として、生でも使用できる便利な野菜です。 

ただし、少し土臭くて歯ごたえもあるので、食べにくく感じる場合も…。独特の臭みが苦手な方は、加熱して食べたほうがいいかもしれません。
生で食べるなら、皮を厚めにむいてからスライサーなどで薄切りにするか、「サラダビーツ」などの食べやすい品種を選びましょう。

ビーツの基本的な茹で方(下ごしらえ)と保存方法

ビーツのレシピをご紹介する前に、ビーツの基本の下ごしらえを見ていきましょう。ちなみに、生で食べる場合は、皮を剥いて切って食べるだけです。

<ビーツの茹で方の基本>

1.皮付きのまま茹でる。
2.竹串が通ったら、お湯からあげて水に取り、熱を冷ます。
3.粗熱が取れたら、スプーンでビーツの皮を削る。

※茹でる前に皮を剥いてしまうと、色と栄養が流れ出てしまうため注意してくださいね。

茹でたビーツは、保存袋で密閉すれば冷凍保存も可能です!
数カ月は持ちますが、美味しいうちに食べたいなら、1ヶ月くらいを保存の目安にしてください。

簡単で美味しい!ビーツを使ったおすすめレシピ3選

それでは、最後にビーツを使ったおすすめのレシピをご紹介します。
ビーツ特有の「赤」の見た目も鮮やかなレシピで、食卓が華やぎます。

とても簡単!ビーツの「ヨーグルトサラダ」レシピ

こちらのレシピは何と、ビーツ農家さん直伝のレシピです。
真っ白なヨーグルトがこの通り――。あっという間に真っ赤に染まりました。

ツナやコーン、プロセスチーズの角切りなどとあえても美味しいと思います。
ビーツのヨーグルトサラダ

材料
  • ビーツ1/2個
  • マヨネーズ 小さじ1
  • ヨーグルト大さじ2

<作り方の手順>
1.茹でたビーツ1/2個を食べやすい大きさに切る。
2.マヨネーズ小さじ1、ヨーグルト大さじ2と一緒に和える。

代謝アップで冷え解消!ビーツの「肉じゃが」レシピ

ビーツは意外と和食にも◎ 分量は参考程度にして、ご家庭の肉じゃがにプラスすればOKです。好きな野菜、好きな味付けにしてください。
お肉と食べることで代謝がさらにアップするので、夏の冷房による冷えからも身体を守ってくれます。

材料
  • じゃがいも 2個
  • ビーツ 1個
  • にんじん 1本
  • 牛肉 200g
  • 酒・醤油・砂糖 各大さじ2

<作り方の手順>
1.じゃがいも2個、ビーツ1個、にんじん1本、牛肉200gを食べやすい大きさにカットします。
2.(1)の肉、野菜を油で軽く炒めたら、かぶるくらいの水を入れます。
3.酒、醤油、砂糖を大さじ2入れて、中火で煮てください。
4.野菜が柔らかくなったら、味を整えてできあがりです。

葉っぱの消費に!ビーツの葉(火焔菜)の味噌汁

葉付きのビーツが手に入ったら、新鮮なうちにお味噌汁に入れていただきます。葉っぱも栄養豊富で、鉄分、ビタミンA、C、K、カルシウム、葉酸がたっぷり。食物繊維も豊富です。
もちろん、ビーツの根もお味噌汁に入れてもいいですよ。

<作り方>
1.ビーツの葉をあらみじん切りにします。
2.好きな具でお味噌汁を作ります。
3.お味噌を溶かしたら、ビーツの葉を加え、ひと煮立ちさせてできあがりです。

その日食べきれない場合は刻んでおいて、保存袋に入れて冷凍しておきます。

奇跡の野菜「ビーツ」を積極的に食べよう

いかがでしたか? 栄養満点、味も美味しい、和食にもぴったりな野菜なビーツ。
血行をよくする働きもあるので、冷えや肩こりにお悩みの方にもおすすめですよ。

ちなみにビーツは、鶏肉のようにあっさりしたお肉よりも、牛肉やラム肉など獣臭いお肉のほうが合います。
塩コショウして一緒に炒めるだけでも美味しいので、ぜひ一度、試してみてくださいね。