【注目の収納テーマ】子どもと収納

絵本がもっと好きになる!オトナも子どもも選びやすい「アートをたのしむ」収納術

「おもしろそう」「かわいい」「うちの子が好きそう!」と絵本を買って、本棚に入れようとした瞬間・・・ガツン!!!

本棚に本が入らない事件、勃発。。。

『絵本が本棚に入らない事件』――きっとわが家だけの問題ではないはず!!
あなたのおうちの本棚にも、わが家のように 入りきらなくて所在の定まらない絵本があるのでは?

そこで。今回は絵本をすっきり!楽しく収納する方法を考えてみました。

絵本サイズは なんでバラバラ!?

ずらっと物が並んでいる様子を見るのが好きな私にとって、サイズ感の違う絵本の収納はちょっとした悩みの種でした。
文庫本・新書・コミック のように絵本のサイズも決まっていたら、もっと片づけやすいのにと思ったこともあるくらい!?

――ですが、ある日こんなことを耳にしました。

「絵本のサイズはストーリーの一部」

文字が少なく、絵を使ってストーリー展開していく絵本にとっては、「絵本の大きさ」そのものが【物語の世界観を表すもの】なんだそうです。

なるほど!

そう思うと、サイズが揃わず バラバラの大きさに並んでいる絵本たちが俄然愛おしくなった私は、絵本のしまい方について少し考え方を変えてみることにしました。

絵本はアートと思うべし!

サイズの違う絵本、きれいに収めようと頑張ると上手くいきません。

そもそも、文字を読めない年齢の子どもは、右脳的
”色”・”かたち”・”大きさ” などの情報から、感覚的に情報を受け取っています。

だから、背表紙が並んでいる本棚は、絵本の情報を受け取りにくい状況というわけです。

本棚に並んでいる絵本

お気に入りの1冊なら、タイトルのフォントや色・本の大きさなど 背表紙に詰め込まれたわずかな情報だけでも、選びとることができるかもしれません。

また、絵本の背表紙は子どもたちも本を見分けやすいようにイラストが描いてあったり、特徴的な色がついていたりと工夫がいっぱい詰め込まれていました。

――とはいえ。

表紙の絵や絵本の大きさ・かたちが見えるように置いておくのが、子どもたちにとっては効果的。
絵本のディスプレイ

そこで、「絵本はきっちり収納することをゴールとしない!」
アートを飾るように楽しみながら収納してみることにーーー。

お手本は図書館の絵本コーナー

まず、お手本にしたのは、図書館。
たくさんの本を所蔵していながら、新刊やテーマに合わせた本を見やすく、図書館に来た人がワクワク 本を楽しく選べるように工夫がいっぱいだからです。

図書館の絵本収納

図書館の絵本の収納で参考にしたいポイントは2つ

  1. 今読んでほしい絵本子どものお気に入りの絵本は、子どもの目線に合わせた高さで表紙が見えるように並べる
  2. 2軍絵本は本棚に並べてしまう

【1】”今読んでほしい絵本”・”子どものお気に入りの絵本” は、子どもの目線に合わせた高さで表紙が見えるように並べる

人にとって、目から入った情報を判別しやすく、出し入れがしやすい高さ・場所のことを「ゴールデンゾーン」といいます。
図書館の絵本が並んでいる位置は、まさしく「ゴールデンゾーン」です。
未就学の子どもたちの目につきやすく、パッと手に取れる配置はマネしたい!

【2】2軍絵本は本棚に並べてしまう

たくさんの本を所蔵している図書館。
いくらどの絵本も素敵な絵本だとしても、すべての本の表紙が見えるように並べるなんて、そんな場所を作ることはできません。
もちろん、自宅でも収納場所の確保が課題なので、参考になりそうです。

図書館の絵本収納のポイントはメリハリ

どれも大事な本だけど、限られたスペースの中で本を選びやすくするために、おすすめ&1軍本はスペースを使ってしっかり表紙を見せられるように並べて、それ以外の絵本は背表紙が見えるように本棚に陳列されています。

また、誰もが本を探しやすいように、そして管理しやすいように、多くの図書館では作者ごとに五十音順に並べて収納されています。

子どもが出し入れする場合、作者別に並べるのは難しいかもしれません。
ですが、持っている絵本を1軍・2軍と分けて、収納の仕方を変えるというのは、お手本にしたい収納術ですね。

わが家の絵本コーナーはどこに作る?

図書館の絵本陳列から、子どもが手に取りやすい絵本の収め方のポイントは押さえました。

あとは、わが家の絵本コーナーをどこに作るかが問題ですね。

片づけ作業にお伺いするお客様のご自宅でも、「どこに収納場所を作るか」を考えることがありますが、答えはお客様のライフスタイルの中にあることが多いです。

ご家庭ごとに絵本の量も違えば、絵本を読むシチュエーションも様々だからです。

日中に読み聞かせ

例えば、昼間は子どもと一緒に過ごす時間が長いというママだったら、日中の時間の多くを過ごすリビング(またはリビングからのアクセスのよい場所)に絵本棚を置いておくことで、絵本の読み聞かせのハードルが下がりますし、子どもたちも絵本に親しみやすい環境を作ってあげることができるでしょう。

寝る前に読み聞かせ

子どもを保育園に預けているなど、夜寝る前にお布団で読み聞かせをしてあげることがメインとなるご家庭なら、寝室に絵本コーナーを作るのもありですよね。


「いつ・どこで・絵本を読む?」

毎日の生活のパターンを思い返して最適な置き場所を見つけましょう。

絵本コーナーに収まりきらない絵本は?

リビングや寝室は家族みんなの共有スペースになっていることもあって、2軍の本を本棚に並べたとしても一元管理をするだけのスペースをとれない場合もあるでしょう。

そんな時は、移動図書館方式をとって・・・
キッズスペース(将来的に子ども部屋になる部屋)や家族共有の本棚に収め、1軍の絵本だけをいつも絵本を読む場所にスタンバイするというもの。

リビング空間に置くので、絵本はインテリア性を損なわないデザインのお気に入りのかごや箱を利用してまとめておきます。
かごに入った絵本
かごの中では、ゆったりと余裕を持たせて絵本を入れておくことがポイントです。
ゆったり絵本を入れることで、かごの中でも表紙が見やすくなりますし、何より子どもも出し入れしやすいですね!

こちらはレコード店のレコード陳列をお手本にしています。
図書館のように絵本の表紙を並べるスぺースがなくても、これならコンパクトスペースでも表紙を見て絵本を選びやすいですよ。

 

1軍以外の絵本は、家族の本棚で保管したり…

リビングの本棚

子ども部屋に保管したり…
子ども部屋の本棚
(どちらもカラーボックスが大活躍!!)

また、子どもの成長と共に収納方法もシフトしていくことも忘れちゃいけないポイントかなって思っています。

ちなみに、わが家では子どもが小学校に上がるまでは家族共有の本棚を利用していましたが、子どもが小学生くらいになったら、絵本・本は子ども部屋の管理にチェンジしました!

『リビングに置いていいのは、今読んでいる本だけ』というのがわが家のルール。

収納はきれいに収めることだけじゃない!

「すっきり収めたい」「片付けたい」と、きれいにしまうことに着目してしまいがちですが、絵本の収納もおもちゃと同様に子どもの選びやすさ、出し入れのしやすさも忘れちゃいけない!

「本を好きになってほしい」って思って購入した絵本。
しまうばかりでなく、読んでもらわなきゃ意味ないもんね!

図書館や児童館などの絵本の陳列も参考にしながら、ご家庭ごとのライフスタイルやおうちの間取り・本の量に合わせて、絵本を楽しく収納してくださいね。

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