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「ウエス」だけじゃない!いらない古着・古布類を使ったエコ掃除術で家中ピカピカに

暑さがやわらぎ、肌寒い日が増えてきました。10月は衣替えの季節ですね。

衣替え等をすると出てくる、不要な衣類やファブリック類。
つい、「いつか使うかも」と思い押し入れにしまったまま、どんどん溜まってしまいがちですよね。

我が家では、リサイクルに出せないような衣類はしまいこまずに、なるべく早めにカットして掃除用具として使うよう心がけています。ファブリック類は処分せずに保管していると意外と場所を取るので、掃除にどんどん使ってしまえば、家がスッキリと片付きます。

今回はエコ掃除におすすめの古布の生地と、その活用方法(床掃除や窓の結露掃除、キッチン周りの掃除にも使えます)や簡単に出来る便利なお掃除アイテムの作り方をご紹介します。

古布活用の代表と言えば「ウエス」

ウエスとは「使い捨てにできる小さな布」のことで、雑巾のように縫う手間がいらないのが嬉しいですね。もうすぐ大掃除の季節も近づいてくるので、今のうちに古布で作った「ウエス」をストックしておくと便利ですよ!

ただ。「ウエス」といっても、いらない布を小さな四角形に切ってしまうだけでは、生地が薄かったり小さすぎて、あまり掃除には向きません

以前の記事で行った素材別の比較実験のように、素材によっても色々な特徴があります。
ウエスになる古着選手権! ヒートテック、フリース、綿など、お掃除にむく雑巾素材は?


それでは、ここからは特に使いやすい素材の生地や、持ちやすくするカットの方法など、効率よくお掃除するための工夫について詳しくみていきましょう。

実は万能で使いやすい!お掃除におすすめの古布素材「デニム」

デニム生地は分厚く、お掃除にとてもむいている生地と言えます。ゴシゴシお掃除しても、生地が指を守ってくれるので痛くならないのです。カットするのが少し面倒でもぜひ活用してほしい生地です。
不要になったデニムのスカート
デニム生地のカットのコツは、パーツ別に分けること。
生地にけっこう厚みがあるので、裁ちばさみでパーツの周りの薄い部分を切っていきます。

今回は、ポケット部分・ベルト部分を切り取り、残りをウエスにしました。

デニム生地でウエス作り
デニムのベルト部分は、紐に指を入れれば、拭きやすいウエスに早変わり!
ポケット部分は中に手を入れれば、これも立派な掃除道具になります。

ウエスでの拭き掃除は雑巾よりも薄手で布が持ちにくいため、このように磨きやすい形にすれば、長時間のお掃除でもストレスが激減されます。

デニム生地は厚みがあって指が痛くならないので、特に床や窓など広い場所を拭くのにオススメです。
デニム生地のウエスでお掃除
デニムのポケット部分は、裏返しても使えます。
表と裏両面をそれぞれしっかりとお掃除に使ってから捨てましょう。

雑巾など昔ながらの定番素材!古タオルの活用アイデア

古タオルは、吸水性が高い素材なので、窓などの結露の水分を拭くのに向いてます。
冬場は、窓のサッシレールに不要になったタオルを細長く巻いて設置しておくと、レールの水分を吸水してくれます。

また、そのまま上に持ち上げていくだけで、結露も取れてカビ予防になりますよ。
古タオルで結露掃除

パイル生地のタオルは床掃除にも最適

タオルの中でも定番といえるパイル生地は、糸がループ状になっていてフワッとしています。このパイル部分が細かな汚れまでかき落としてくれるので、ウエスとしても掃除用の雑巾としても大活躍してくれます。

我が家では、古タオルを洗面台の乾拭きに使ったり、手持ちのフロアワイパーにとりつけて、乾拭き、水ぶき、ワックスがけにも使っています。
(もちろんそのままでも床掃除に使えますが、フロアワイパーがあると片手で立ったまま掃除ができるので楽です)
フロアワイパーのシート代用

MEMO
古タオルをウエスなどにする時の注意点ですが、あまり細かくカットしないこと!
細かくカットするとほつれやすく、糸くずがボロボロと出てしまって掃除しにくくなります。
また、古タオルで雑巾を多めに作りストックしておくと、学校に持たせたり、いざという時の掃除にすぐ取り出せるので便利ですよ。
タオルで縫った雑巾
こちらもおすすめ
タオルの交換テクニック!「タオルの賞味期限」決めてますか?

お掃除手袋やお掃除スリッパに変身!?古い靴下の活用術

「履けなくなったからゴミ箱へ」なんていうのは勿体無い。
靴下も立派なお掃除アイテムとして使えるので、捨てる前にぜひチェックしてくださいね。

靴下の中に手を入れたら、「お掃除手袋」に変身!
面をかえて使い、表裏を返しても使えるので、一足あれば充分に色んなところをお掃除できます。高いところや細かな場所のホコリを取るのにも便利。
靴下で掃除
また、フロアワイパーのヘッドの両サイドから靴下を取り付けると、フローリングの埃取りにも使えます。
フロアワイパーのシート代用(靴下)
スリッパに靴下を履かせると、なんと「お掃除スリッパ」にも早変わり!
歩くだけで埃をからめ取ってくれます。掃除機をかけながら部屋の隅の埃取りをしたり、床が水が濡れた時に足でササっと拭きとっています。
子ども用の靴下だけでなく、くるぶし丈の靴下、ひざ丈の靴下をカットした物でも使えますよ。
おそうじスリッパ自作
スリッパの使い方は↓を参考
予想外のお掃除力!モップスリッパの”ながら掃除”で床をピカピカに

下着類の素材で拭き掃除!「キャンディ型」の手作りお掃除アイテム

下着類に多い綿100%の厚めの生地の古布は、水分を吸収しやすく持ちやすいので、お掃除にとても向いています。
ウエスとしてサッシレールのゴミを集めたり、拭き掃除のクロスとして活躍します。

ポリエステル混やレーヨンの機能性下着の素材も使えるのですが、かなり薄手の素材なので、そのままカットした布でゴシゴシ汚れをこすると結構指が痛くなります。
なので、これらの素材の古布を一手間かけて使いやすいアイテムにしてみましょう。
古布でお掃除アイテム手作り
まずは下着の袖部分をカットして、中に不要な生地を入れて両端を結びます。そうするとキャンディ型になり、とても持ちやすくなります。
中に入れるものがない場合は、そのままクルンと両端を結んだだけでも、持つ部分ができてお掃除しやすくなりますよ。
薄いウエスの活用アイデア
こうやって作った「キャンディ型」のお掃除アイテムは、窓掃除やサッシレールなど細かい部分のお掃除に使えます。
古布でサッシレール掃除

薄手の生地でつくる「ウエス」の活用方法と収納アイデア

先ほど挙げた以外にも他の素材は色々あると思いますが、薄手の生地であれば小さくカットして使います。
この小さくカットしたウエスは、「皿洗い前の汚れとり」、「コンロ周りの掃除」、「排水口のゴミ取り」など様々な場面で活躍します。

ウエスはとても便利なので、お掃除アイテムとしてはいくらあっても困りません。
ただ、唯一問題になるのが、「収納場所」です。

わが家では、手作りのレジ袋ストッカー吊り下げ式のティッシュケースに入れています。
これならウエスを上から一気に入れて、使うときには下から1~2枚ずつ必要な分を取り出すことができます。
ウエスの収納
私は鍋を片手でもちながら、もう一方の手でウエスを取り出すことが多いので、一つはコンロ周りに設置してすぐに拭けるようにしています。
もう一つは、排水口の汚れ取りに使えるよう、洗面所に設置しています。

このように、ふだんよくウエスを使う場所に設置しておくと、気づいたタイミングでいつでも使えるので便利ですよ。
市販のレジ袋ストッカーをウエス入れとして設置する場合は、底部分の構造によっては生地が下から落ちてくることがあるので、なるべく取り出し口が狭い物や、調整できる物をオススメします。

まとめ

もっとも掃除用に向いているウエス素材とは、厚みがあって耐久性のあるものです。

極端に薄い生地だと持ちにくかったり、すぐ汚れてしまったりするので、そのままの状態だとお掃除しながらストレスを感じることになります。
こういった素材は一手間かけてキャンディ状にしたり、縛ってもちやすくすることで、効率のよいお掃除アイテムに変身します。

使ってみてあまりに吸水性のないものや、あまりに薄手過ぎて持ちにくいものは、無理に掃除用には使わず、お皿を洗う前の「汚れ取り」に使いましょう。

これから年末にかけて大掃除の季節。
衣替えで出た「いつか使うかもしれないもの」は、すぐにカットして優秀なお掃除アイテムとして消費していきましょうね。