【注目の収納テーマ】子どもと収納

学習机は必要?イマドキ小学生の家庭学習事情とランドセル・学用品のお片づけポイント

イマドキ小学生は忙しい!
わが家の娘は、現在公立小学校の4年生。

お友達に話を聞いていると・・・
週7日のうち5日の習い事をこなしている子。
夜8時をまわる時間までお稽古に励み、帰宅後ご飯・お風呂に入って寝るだけの子。
車や電車移動が必要な習い事をがんばっている子(ママも大変!)。
毎週末練習や試合に出かけるクラブチームに所属している子。

習い事に限らず、放課後・休日もびっしりと予定が詰まっていて、家で過ごす時間に余裕を持ちづらい。
――効率的に進めなければ、宿題だって終わりませんよね。

そのためには効率的に学習できる環境が必要。
忙しい小学生でもできる学習スペース・片づけ方法について考えてみましょう。

まずは「ママの小言」が出ない環境作りを

”ママの小言”が出ない環境とはいっても、ママの思い通りの片づけ方法にするのではありません。

大人でも同じだと思うのですが、
「これはやったの?」
「あれは終わったの?」
「それ、ちゃんと元に戻しなさい!」
など、指示ばかり出されたら「今やろうと思ってた!」なんて、ついつい強めの答えを返してしまいませんか?
急にやる気ダウンしてしまうかもしれません。

子どものやる気をそがないためには”大人は余計なことを言わない”に限ります。

ですが、そりゃあ帰ってくるなり、ランドセルがTVの前に放置されっぱなしだったり、出すべきプリントやお便りがランドセルの中から出されないまま、しわくちゃになっていたら、ママのイライラポイントは加算される一方です。

そこで、ママに言われなくても「できる仕組み」を作ることがポイントです。

ランドセルの置き場所、どうする?

さて、まずはランドセルの置き場所について考えてみましょう。
その前に質問。

「ただいま~」帰宅した子どもがランドセルを肩から下ろす場所はどこでしょう。

  • 玄関?
  • リビングのTV前?
  • ソファの上?

 

自分のケースに置き換えて考えてみよう

では、ママは自分のバッグを家に帰ってきたら、どこに置きますか?

ダイニングの椅子の横?
キッチンの端っこに買い出した食材と一緒に運んできてそのまま?

帰宅後、すぐに家事にとりかかる忙しいママの場合は、家事動線上にポンとちょい置きしてしまいがちですよね。

最終的にはバッグを寝室やクローゼットまで運ぶとしても、帰宅後すぐにやることがある場合、それは後回しになってしまうはず。

がんばらなくても出来る方法を考える

リビングやダイニングのテーブルで宿題を済ますお子さんなら、帰宅後にランドセルを置く場所は、リビングにつくってあげるのがおすすめです。

しかも、棚の上に置くだけとかカゴの中に入れるだけとか、それくらい簡単な方法にしておきます。
重たいランドセルをフックにかけることや学習机のイスの下に入れ込んでしまうとか、そんなことは難しい。

「学校ではできているのに、家ではなんでできないの?」と思ってしまうこともあるのですが、子どもが自分でできるのは、外でやっているよりももっと楽にした方法だと思っていた方がいいですね。

外では”がんばって”できても、OFFモードになる家では”がんばれない

それは「だらしがない」のではなく「リラックスできている」んだな!などと、あらかじめ多目にみてあげるくらいでいる方が、子どもに対して余計なイライラを募らせることがなくなりますから。

我が家のランドセル収納事例

ではここで、我が家の場合のランドセル収納を事例としてご紹介します。

【わが家の場合:~3年生】

●場所
LDKの一角に設けたスタディスペース

●方法
棚の上に乗せるだけ

まだおもちゃで遊ぶことの多い低学年のうちは、子ども部屋=遊びのスペースとして利用。ランドセルと学用品の管理はLDKの一角に

【わが家の場合:4年生~】

●場所
リビングとキッチンの間にある階段を、「ランドセルの一時置き場」の定位置に

●方法
ランドセルがすっぽり入るカゴに入れるだけ

ランドセルを置く場所がひと目で理解でき、収納方法もカゴに入れるだけでシンプル。

簡単なら「できる」。ママのいるキッチンに向かう動線上なら「置ける」
これで、あちこちにランドセルが投げ置かれることはありません。

学校の必要な持ち物をひとまとめ

宿題のために持ち帰ったリコーダーや洗い替えの体操服もカゴの中にひとまとめ!
ぎゅっとひとつのかごの中にまとまれば、色形の視覚的情報がなくなり、すっきり見えます。
1カ所にまとめられるので、翌日登校前の探し物や忘れ物も減りました。

そして、ダイニングテーブルでの宿題が終わったら、寝る時までにカゴを2階の子ども部屋に持って上がることが、わが家のルール。
階段の登り口に置いてあれば、必ずここを通る時に目につき、忘れず持っていけます。

この方法にするまでは、ランドセルを部屋に運ぶために一回肩に背負い、ランドセルに入らない明日の持ち物をバラバラに手に持っていたので大変そうでした。全部がひとまとめになったカゴを抱えるだけの方法で、楽に移動できるようになったみたい!

子どもだって、自分が楽できたり便利になるなら、新しい仕組みにも意欲的に順応してくれます。

ランドセルの定位置の決め方とコツ

我が家の事例でご紹介したどちらの方法の場合も、定位置を決める際には気をつけたポイントがあります。
それは、ランドセル置き場までの動線です。

もしもランドセルを置く場所に行くまでに、ソファをぐるっとひとまわりしなくちゃいけない等といった障害物があると、とたんにランドセルが定位置までたどりつけなくなってしまうかもしれません。

「しつけ」「マナー」として教育するのも必要。
ですが、今回のテーマは、ママが手伝わなくても子どもが一人でできる、ママのイライラポイントが溜まらない、親子にストレスフリーな仕組み作りです。


リビングのドアを開けると、今ランドセルを置いている階段まで一直線に進めます。
この動線の確保がとっても大事

ランドセルをどこに置いたらいいかなあ~と考える時には、わが子の帰宅後の動線(どこをどう歩いてくる?どこで何をしている?)に、ヒントが隠されているので、ぜひ一度観察してみてくださいね。

子どもが理解できるように説明しましょう

ご自宅の間取りやお子様の年齢・性別・特性によって、ランドセルを子ども部屋に持っていくのが難しい場合には、リビング内に子どものランドセル置き場をつくってしまうのもアリ!

リビングの邪魔にならず、子どもの動線にあたる場所。
宿題をするダイニングの近くや、リビング隣のスペースの1角などです。

家族ルールをきめてみる

普段はリビング内にランドセル置き場を作っている場合でも、お休みの日は少し頑張って子ども部屋に持っていってもらってもいいかもしれません。

「明日学校のある日はここに置いておいていいよ。でも、お休みの日は家族みんなでリビングを広く使いたいから、自分の部屋にもっていこうね」

ランドセルを子ども部屋で管理することは親の一方的な理想でなく、自分自身にもメリットのあることだとわかるように伝えることもお忘れなく!

どこに置く?学用品の管理場所の決め方

学用品を管理する場所はランドセルの置き場所と大きく関係しています。
毎日、ランドセルを子ども部屋に置く場合なら、子ども部屋に学用品置き場を作ります。

リビングの一角やリビング続きの和室などにランドセルを置くと言う場合には、学用品もランドセル置き場の近くに置いておけば、時間割もしやすくてGOOD。

低学年のうちは教材のスペースが少なくてもOK

娘の場合ではありますが、小学校1年生のうちは、ノートやドリルを使うよりもプリントを利用しての授業や宿題が多かったように思います。
教科の数も少ないため教科書も少ないので、教材のスペースはファイルボックス1個で全て入る量でした。
これに加えて、持ち帰ったプリントをまとめて置くスペースとして、レタートレーやファイルボックスが置けるスペースを確保できたら十分です。

わが家の場合は、スチール製のワゴンを利用して、ランドセルラックにしていました。
愛用しているのは、オフィス用のファイルワゴン。

下のオープンエリアに学用品や家庭学習教材などをまとめて管理しているのですが、ここに入れているのは基本的には”終わった物”。(一部教科書も!)

こういうシンプルな仕様の収納ワゴンは、持ち物の量や内容が変わってきても汎用性があって対応しやすいのでオススメです。

プリントが多い1・2年の頃は、レタートレーを入れてプリントをしまいやすくしていました。

上はプリント・テストのプリント類を入れるところ。下はお道具や学校の文房具ストックが入っています。

学習机は買った方がいい?

来春1年生になるお子様のいるお母さんから「学習机って必要ですか?」と言う質問をよく受けます。

ランドセルと一緒に学習デスクを購入するのが”小学校入学準備”というイメージ、ありますよね。おじいちゃん・おばあちゃんからプレゼントしてもらう場合もあるでしょう。

ですが、「小学校1年生の時点では学習机は必要ない」というのが、私の答えです。

一般的にも、リビング学習やダイニング学習をされているご家庭がほとんど!
あるアンケート調査では、「小学生低学年の90%がリビング・ダイニングで学習している」という結果も出ています。

参考 学習机は低学年には必要なし!? 90%以上の小学生がリビング学習!日刊Sumai

我が家の学習机事情と学習スペースの設け方

わが家の場合も、ダイニング学習が主流です。
1年生~3年生の頃には、LDK内にスタディスペースを設けていたので、パソコンデスク兼用の机かダイニングテーブルのどちらか、気分の向いた場所で宿題をしていました。

4年生になって子ども部屋に学習スペースをつくってからも、ダイニングに持ってきて勉強したり、自分の部屋で勉強したり、と、気分や勉強内容によって場所を変えているようです。

集中して勉強したい場面が増えてきた段階や、兄弟と勉強する時間がずれてしまう状況などを考慮して、中学校に行く頃までに学習机があればいいのではないでしょうか。
焦らずにお子さんの様子を見ながら、ゆっくり検討していきましょう。

効率的なお部屋作り

趣味や好きな色など、小学生に上がる頃とは好きなテイストも変わっていくため、インテリア的にも中学生に向けたお部屋作りを目指した方が効率的な気がします。

様々お客様のお宅にもお伺いしますが、低学年のうちからデスクを使いこなすのは難しく、多くの場合、引き出しはおもちゃ入れになっていたり、デスクは物置になってしまっていることが多いのが現状です。

わが家も子ども部屋に学習コーナーを作りましたが、まだまだ仮置き段階。
今はまだこれまでリビング学習用に使っていた簡易的なパソコンデスクを利用してもらっています。
5年生になったら、そろそろ本格的にデスク探しをはじめてもいいかなとは思っているところです!

リビング学習をうまく成功させるには?

学習しやすい環境づくりはもちろん、リビング学習で成果を出すためにはお父さんやお母さんのサポートも欠かせません。
リビング学習と言えば、宿題だけでなく好きなペースで進められる通信教育などの家庭学習教材も人気ですよね。
自分のペースで進められるという一方で、きちんと計画通り進めるのが難しかったりします。
ここでは少しだけ、我が家での学習アイデアをご紹介しますね。

家庭学習教材を計画通りに進めたい!わが家の学習アイデア

教材が届いたら・・・
来月の予定はどうか。何分くらい教材に取り組めそうか考えます。
(娘の場合は、習い事がある日は△、予定のある週末は×、みたいTVのある日はオフにするそうです)

今週やるべきページはどこか、今週のゴールはどこまでやることなのかを視覚的にわかりやすくするために、1週間ごとに付箋の色を変えてページに貼り付けています。

目標ページが終了したらページに貼った付箋をカレンダーの予定表に貼り移す。

計画を立てるのはまだサポートが必要。

学校では教えてくれないのが、予定の立て方なんですよねー。
忙しい日やオフの日はやらない、その分この日に頑張る、2回に分割して10分だけ頑張る日など、自分が楽にできる予定の立て方にしています。

計画を実行するのは本人にお任せ。
とはいえ
できるだけ早いタイミングで軌道修正のサポートは必要。
週末ごとに声をかけるようにしています。

できていたら褒める!できてない時には背中を押す程度。
(やきもきすることもあるけど、口出ししすぎないようにしています。それでもできなければ、またアップデート策を考える。きっと将来のための投資になると信じて~!!)

学習デスクを買う前にやっておきたいこと

小学生に上がる前に進めるとしたら、まずはおもちゃを子ども部屋にまとめて管理できるように整えてみてはいかがでしょう
そして、子ども部屋をおもちゃのエリアにすることで、空いたリビングスペースに学用品を置く場所をつくります。

兄弟構成に合わせて考えてみる

年の近い弟や妹等がいる場合には完全におもちゃを移動するのは難しいかもしれませんが、何年後にはおもちゃを子ども部屋に移動しよう!とか、イメージをしておくことで、それまでの間のご長男・ご長女の学用品スペースをどうしたらよいかの方向性を決めやすくなりますよ。

もしくは年の離れた年下のご兄弟がいる場合なら、お兄ちゃん専用・お姉ちゃんしか使わないおもちゃ・作品・本や大事なものだけでも子ども部屋への移動をおすすめします!

おもちゃの管理とお片付けのルール

どうしても、リビングにおもちゃが置きっぱなしになる場合には、「自分のおもちゃを置いていい場所・量」「片づけをするタイミング」を子どもと一緒に決めておくことですっきりリビングが保てるし、さらに、自分の物を自分で管理する練習にもなります。

はじめはうまくいかないかもしれませんが、子どもの年齢が小さく素直なうちに”投資”だと思ってじっくりと、ルールを伝えましょう。
それでもうまくいかなかったら、子どものタイプや遊びたいおもちゃの種類に併せて、そう少し緩やかなルールに変えればOK!

自分なりのやり方でOK

SNSや雑誌・お友達のやり方で試してみたけどうまくいかないような時には、ちょっとペースダウンする、ゴールを低くすることで、ふとうまく進むこともありますよ、大丈夫!
できないことを見つけて小言を言ってしまえば、お互いに小さなイライラのぶつかり合いになってしまいますからね。

さいごに。

ゆるーく構えて子どもの成長を見守りたいものの、心配なのが親心。
心配が募って、やきもき・・・イライラに変わってしまう前に、子どもが自分でできる管理方法―まずはひとつでもチャレンジしてみませんか?

もし、うまくいかなくても焦らずに。
わが家も日々トライ&エラーです!

 
 
こちらもおすすめ
学校のプリントの整理収納術!クリアファイルに仕分けてプリントをためないコツ